県経済界と意見交換 参院沖北委、辺野古めぐり激論も


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辺野古への新基地建設をめぐり、議論を交わしたかりゆしグループの平良朝敬CEO(左)と県商工会議所連合会の国場幸一会長=24日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 参院沖縄北方問題特別委員会(風間直樹委員長)は24日、地元経済関係者との意見交換会を那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開いた。農漁業や観光産業などの代表ら4氏が出席し、日台漁業協定や農協改革などそれぞれの課題を提起し、基地返還跡地の開発促進などを求めた。

 非公開で行われた意見交換には、県商工会議所連合会の国場幸一会長、かりゆしグループの平良朝敬CEO、県漁業協同組合連合会の国吉真孝会長、JA沖縄中央会の仲田利美専務理事が出席した。
 会合後、記者団の質問に答えた風間委員長は「提起された課題について、委員会として解決できる部分は取り組んでいきたい」と話した。