大塚家具会長が社長を提訴 父娘の対立、法廷闘争へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 大塚家具の大塚勝久会長は25日、東京都内で記者会見し、長女の大塚久美子社長が同社の大株主である資産管理団体を違法な手段で支配したとして、同団体が所有する大塚家具の株式返還を求める訴えを東京地裁に起こしたと明らかにした。

 勝久会長と久美子社長は、大塚家具の経営の主導権をめぐって争っており、勝久氏は既に久美子氏の社長退任を求める株主提案をしている。父と娘の対立は法廷闘争に発展した。3月27日に開く株主総会ではほかの株主も巻き込んだ委任状争奪戦となりそうだ。
(共同通信)