国際貨物18万トン超 那覇空港2014年


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 国土交通省の統計によると、那覇空港の2014年の国際貨物取扱量は18万5087トンに上り、全日本空輸(ANA)の国際航空貨物事業開始前の08年に比べ約100倍に増加した。

国際貨物取扱量が18万トンを超えたのは初めて。25日の県議会代表質問で、下地明和商工労働部長が具志孝助氏(自民)に答弁した。
 前年比では19・7%増。国内空港別の取扱実績では、成田(204万3399トン)、関西(70万325トン)、羽田(25万8714トン)に次いで4番目に多い取扱量となった。
 増加の背景にはANAの新規路線就航や搭載率の上昇などが挙げられる。
 さらなる貨物量増加に向け下地部長は、県産品の海外輸出を支援する航空コンテナスペースの借り上げ事業拡充や、全国の特産品を呼び込むためのハブ活用相談会を各地で開催していく方針を示した。
英文へ→Naha airport International cargo shipments amounts to over 180,000 tons