アルミ社長に比嘉氏 商事は中地氏 金秀グループ人事


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 金秀グループ(呉屋守将会長)は1日、グループ各社の4月1日付役員人事を発表した。金秀アルミ工業の呉屋守章社長(64)が副会長に昇任し、後任に比嘉治彦専務(60)が就く。

金秀商事は比嘉真三社長(63)の後任に中地健専務(58)が、金秀鉄工は崎浜敏夫社長(64)の後任に川満彦三専務(60)が、沖縄ピーシーは山田薫社長(64)の後任に宮憲男取締役(62)がそれぞれ昇任する。3月27~31日の各社の臨時株主総会と取締役会で正式に決定する。
 金秀建設は、真栄平孝専務(57)が執行役員副社長を兼務する。専務に又吉文男執行役員常務(59)が就任する。金秀鋼材は与那嶺学専務(62)が取締役を退任し執行役員専務に就く。
 金秀アルミ工業は、専務に屋宜宣夫取締役執行役員常務(59)が、常務に呉屋良和取締役執行役員常務(58)がそれぞれ昇格する。
 金秀商事は、比嘉社長が取締役を退任し副会長に就く。屋宜宣良専務(59)が副社長に就任する。新たな専務に比嘉正常務(53)が、新たな常務に砂川久美子取締役執行役員常務(47)が昇任する。金秀商事では初の女性常務。
 比嘉治彦氏(ひが・はるひこ)九州産業大卒。1977年金秀商事入社。金秀鋼材や金秀商事を経て、2012年から金秀アルミ工業常務、13年9月から現職。
 中地健氏(なかち・けん)桜美林大卒。1985年金秀商事入社。執行役員常務から2010年に金秀商事専務に昇任し、14年3月から金秀興産専務を兼任。
 川満彦三氏(かわみつ・ひこぞう)工学院専門学校卒。1982年金秀建設入社。執行役員常務や常務を務め10年に専務に就任。金秀アルミ工業専務を経て13年から現職。
 宮憲男氏(みや・のりお)東海大卒。1979年金秀建設入社。常務や専務を経て2008年に副社長、11年には金秀鉄工社長に就任。13年から沖縄ピーシー取締役技術顧問を務め、14年4月から金秀建設の取締役社長代理も兼務している。
 その他の役員人事は次の通り。(敬称略)
 【金秀建設】社長代理を解く 取締役宮憲男
 【金秀商事】退任 社長比嘉真三
 比嘉氏は副会長
▽退任 代表取締役副社長玉城栄喜
 玉城氏は執行役員副社長
▽退任 取締役副社長喜友名朝春
 喜友名氏は顧問
▽退任 取締役相談役宮城寛清
 宮城氏は相談役
 【金秀バイオ】退任 取締役副会長美里義雅
美里氏は副会長
 【金秀興産】取締役(専務)中地健
▽退任 取締役相談役玉城栄喜
 【金秀グリーン】退任 取締役相談役瑞慶覧孝
 【金秀鉄工】相談役を解く 取締役大城健
▽退任 社長崎浜敏夫
崎浜氏は副会長
 【沖縄ピーシー】退任 社長山田薫