北朝鮮が短距離弾道ミサイル発射 7月以来、米韓演習に反発


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 【ソウル共同】韓国国防省によると、北朝鮮は2日午前6時半(日本時間同)すぎ、西岸の南浦付近から日本海側に向け短距離弾道ミサイル「スカッドC」とみられる飛翔体2発を発射した。米軍と韓国軍が同日開始した毎年恒例の合同軍事演習「キー・リゾルブ」と野外機動訓練「フォールイーグル」に対する反発を示す行動とみられる。北朝鮮による弾道ミサイル発射は昨年7月26日以来。
 北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は2日、米韓演習について「許し難い戦争挑発だ」とする報道官声明を発表した。朝鮮半島の緊張が再び高まる可能性があり、韓国側はさらなるミサイル発射を警戒している。
(共同通信)