長野で最大38万世帯停電 新幹線3時間半見合わせ


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長野県で発生した大規模停電の影響で長野新幹線が一部区間で運転見合わせとなり、乗客に対応する駅員=2日午前、JR東京駅

 2日午前5時35分ごろ、長野県内で大規模な停電が発生した。最大で県内の約半数に当たる38万世帯が停電し、長野新幹線が約3時間半にわたって一部区間で運転を見合わせた。停電は午前10時6分に全面復旧した。
 中部電力によると、停電したのは長野市や松本市、上田市、安曇野市など、県の北部、中部、東部。塩尻市と上田市の変電所を結ぶ送電線が何らかの理由で故障し、送電が止まったことが原因とみられる。
 JR東日本によると、長野新幹線の軽井沢―長野間が始発から上下線で運転を見合わせた。その後送電が復旧し、午前9時40分ごろ運転を再開した。午前9時40分現在で上下15本が運休。
(共同通信)