【中国時報】台湾駐米機関に断交以来初給付


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 米政府は2月、台湾政府の駐米機関に対し、他国の駐米機関同様の外交官車両ナンバーを給付した。米台の断交以来初のことで、給付は36年ぶり。台湾政府の林永楽外交部長(大臣)は「台米関係進捗(しんちょく)の現れ」と今後の関係の進展を楽観視している。

 ナンバープレートは赤色で、左上に米国国章が描かれ、右上と下に国務省の発給であることが明記されている。通常外交官用ナンバーはD、S、C、Aで始まるが、今回は台湾専用に「E」ナンバーが発給された。
 米国のナンバープレートは州ごとに決められ、色や形式などもそれぞれ異なるが、国務省が発給する外交官用は全国統一のもの。これまで台湾はワシントンDCから支給された外国機関用のナンバープレートを使用していた。