新しい心臓、大切に 移植手術成功の良生君両親がコメント


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 心筋炎後心筋症を患う北谷町の松島良生(らい)君(13)の心臓移植手術が米国ニューヨークのコロンビア大学病院で成功したことを受け、父・良道さん(43)と母・美香さん(43)は2日、「らい君を救う会」事務局のウェブサイトにコメントを寄せた。「らいの新しい心臓はトクントクンと動いています。らいと一緒に大切に大切にしていきたいと思います」とつづっている。

 コメントでは、手術後「翌日の朝の回診でも順調とのことでした」と報告。「この日を迎えることができたのは、らいと私たち家族を支えていただいたたくさんの皆様のおかげ」と県内外の支援に感謝を伝えた。提供者(ドナー)に対しては「ご冥福をお祈りすると共に、ドナーの方とそのご家族に心から深く感謝申し上げます」としている。
 良生君の退院の時期や沖縄に帰る日は未定だが、「救う会」では、米国での様子などをウェブサイト上で報告していく予定だ。