大浦パークでフラワーフェス開催 「軍手アート」展示も


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自分のデザインした軍手アートをひと目見ようと談笑する親子=1日、名護市のわんさか大浦パーク

 【名護】花作りを通して、名護市久志地域の自然や文化的遺産などを生かした人づくり、地域づくりを行い、地域活性化につなげようと、1日から、市のわんさか大浦パークで「やんばる風景 花街道 フラワーフェスティバル」(島袋和則実行委員長)が始まった。22日まで。

 同日、オープニングセレモニーが行われ、島袋実行委員長は「久志の地域活性化事業の一環として、今後一大イベントに発展することを願う」とあいさつした。全23軒の民家によるオープンガーデンが8日から22日まで開かれるほか、期間中、集落ガイド、久志区フリーマーケット、春の香祭(かばーさい)フードフェスティバルなどが行われる。
 今回、全国初の試みとして、市内の子どもたちが、軍手にイラストなどを描く「軍手アート」が期間中、同パークで展示されている。
 「軍手アート」を企画した平得薫久志支所長は「地域の絆がより深まることを願い、企画した。久志区長会を中心に、この地域の絆の輪をどんどん広げることで、地域づくりに貢献していきたい」と今後の抱負を語った。(宮城良勝通信員)