【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均はドル高の進行が嫌気されて大幅反落し、下げ幅は一時260ドルを超えた。
午前10時現在は前日比195・16ドル安の1万7800・56ドルをつけた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は55・62ポイント安の4886・82。
ドル高が進んだため、輸出中心の米企業の収益が悪化するとの懸念から売りが先行した。中国の工業品卸売物価指数が大幅に下落したことで、中国の成長鈍化が世界経済に悪影響を及ぼすとの懸念も売りを誘った。
(共同通信)