三洋電機が「消滅」へ パナ、テクノ鳥取を売却


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 パナソニックが、傘下の三洋電機の子会社で電子機器生産の「三洋テクノソリューションズ鳥取」(鳥取市)を、3月中にも国内の投資ファンドへ売却する方針を固めたことが11日、分かった。三洋テクノは三洋電機が直轄する最後の事業で、売却により三洋電機は事実上、消滅する。

 11日に発表する。売却先は投資ファンド「ジェイ・ウィル・パートナーズ」(東京)で、売却後も事業を継続し、従業員約200人の雇用は維持される見込み。
 三洋テクノは旧鳥取三洋電機の流れをくみ、1996年に前身が設立。2013年に社名変更した。現在は自動車や家電向けの電子基板などを生産している。
(共同通信)