米国防長官「3年で打倒は不明」 対「イスラム国」で


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
議会で証言するデンプシー米統合参謀本部議長=11日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】カーター米国防長官は11日、上院外交委員会の公聴会で証言し、過激派組織「イスラム国」を打倒するための軍事作戦について「3年以内に完了するとは確約できない」と述べ、長期化する恐れがあるとの認識を示した。
 オバマ大統領が2月11日に議会に提示した「イスラム国」への武力行使容認決議案は有効期間を3年としている。
 公聴会にはケリー国務長官と米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長も出席。ケリー氏はイスラム国や国際社会に対し「米国の結束を明確かつ正式に示す必要がある」と語り、決議の早期採択を求めた。
(共同通信)