訪日客消費を調査 ハブクラスター推進会議


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
2015年度の活動計画について意見交換した第3回沖縄国際ハブクラスター推進会議=20日、那覇市のホテルサンパレス球陽館

 アジアへのビジネス拡大に向け、産官学連携で課題解決に取り組む沖縄国際ハブクラスター推進会議(議長・玉城義昭経済同友会代表理事)の第3回会合が20日、那覇市のホテルサンパレス球陽館で開かれた。

2015年度の活動計画として、全国の産品を沖縄に集める広域連携の強化や、訪日外国人観光客の消費動向調査などに取り組む方針を確認した。
 ハブクラスターは、広域連携によるジャパンブランドの構築や海上物流の拡大、グローバル人材の育成を重点課題に掲げている。
 15年度は、県物産公社が全国各地の地域ブランドを発掘、広域連携で付加価値を高めてアジアに展開する。ビッグデータを活用して外国人観光客の消費動向を分析し、海外市場向けの商品開発や販売戦略にもつなげていく計画だ。
 シーアンドエアーの推進や港湾競争力の強化に向け「国際海上物流プロジェクトチーム」も設置する。