島の活性化担う人材に 久米島高に63人合格


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合格発表を見て喜ぶ受験生=17日、県立久米島高校

 【久米島】2015年度県立久米島高校(半嶺通男校長)一般・連携試験の合格発表が17日行われ、63人(普通科23人、園芸科40人)が合格した。
 県外からの合格者は10人。町が実施している「里親制度」を利用して里親宅から通う生徒が6人、家族ごと移住し通う生徒が3人、親戚宅から通う生徒が1人。4月から新しい仲間と学校生活をスタートする。

 半嶺校長は「県外からの10人と島内の53人が切磋琢磨して学校生活を楽しみ、島の活性化を担える人材になるよう励んでほしい」と歓迎した。
 同校は、14年度から、里親制度に取り組み、東京や大阪で入学説明会を実施している。
 同校魅力化支援事業嘱託員の斉藤ゆいさんは「昨年の説明会には約60人の保護者が訪れた。沖縄の自然の豊かさなどに関心があるのでは」と話した。(盛長容子通信員)