一足早く海水浴 与那国海開き


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少し肌寒い中、海水浴にはしゃぐ子どもたち=22日、与那国町のナーマ浜

 【与那国】「日本最南端!八重山の海びらき2015」(八重山ビジターズビューロー主催)が22日、与那国島のナーマ浜で開かれた。県内の地域で最も早く海水浴の季節の到来を祝った。

 石垣島気象台によると、この日の与那国地域は最高気温21・5度で、平年の3月上旬並みの気温となった。雲り空とあって肌寒い日となったが、子どもたちはテープカットと同時に元気よく海に駆け出した。海に飛び込み、笑いながら「寒ーい」と歓声を上げ、一足早い海水浴を満喫していた。
 八重山の海開きは石垣市、竹富町、与那国町が持ち回りで開催し「日本一早い夏」をPRしている。県内では3月下旬から4月にかけて各地で海開きが行われる。(山本友紀通信員)