【インドネシア】沖縄ブースに多数詰め掛け


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ジャパントラベルフェアで沖縄観光をPRした田村嘉寿さん(左)ら=西ジャカルタの「セントラルパーク」

 日本政府観光局主催の「ジャパントラベルフェア」が6日から8日にかけて、インドネシア・西ジャカルタのモール「セントラルパーク」で開催された。フェアには沖縄県を含め日本の15団体が参加。沖縄の様子を撮影した美しい写真に、来場者の人気が集まっていた。

 沖縄県のブースでは、英語表記のトラベルガイドや、沖縄料理や文化芸能、工芸品やマリンスポーツなどを紹介。ダイビングスポットなどを紹介する美しい写真で、沖縄の素晴らしさを伝えていた。日本政府観光局の担当者も「どの地方よりも人気が高い」と話していた。
 沖縄観光コンベンションビューロー海外事業部の田村嘉寿さんが現地の学生とともに、笑顔で沖縄観光を呼び掛けていた。田村さんは「まだ沖縄をまったく知らない人が多く、たくさんの方々に沖縄県を紹介するチャンスだと感じた」と手応えを感じた様子だ。
 「長期の休みにはどこかの国や地方へ旅行に行く人も多いので、ぜひ沖縄県へという気持ちだ。4月には県のシンガポール事務所もスタートするので、沖縄の観光誘客を地道に広めていきたい」と語った。インドネシアから多くの観光客が沖縄を訪れることを期待したい。(宮城亜希子通信員)