日本郵政、6500人採用計画 16年度、国内最大規模


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 日本郵政グループが、2016年度入社の新卒正社員の採用数を、15年度と比べて約400人増の6500人程度と計画していることが25日、分かった。国内企業では最大規模の採用数となる見通し。ことし秋の株式上場を見据え、人手不足で苦戦する郵便物流事業の人員を強化する。

 6500人の新卒採用数は07年の郵政民営化後では最多で、郵便物流事業を担う日本郵便が5900人程度を採用する。日本郵便は宅配便の取扱数が伸びているが、正社員の不足で臨時職員に頼る構造のため、人件費が高騰し収益を圧迫していた。
 日本郵便の5900人程度のうち、地域限定の正社員を2500人程度とする。
(共同通信)