【台北共同】台湾の蕭万長前副総統の関係者は26日、蕭氏が中国の習近平国家主席と28日に会談し、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に台湾が参加したいとの意向を伝える予定だと述べた。共同通信の電話取材で語った。
参加表明は、馬英九政権の意向を受けているとみられる。中国はこれまで、主権問題で争いのある台湾のAIIB参加を認めるかについて明確な態度を示しておらず、台湾側は会談の際の習氏の対応を注目している。
蕭氏と習氏は、中国海南省で26日開幕の国際会議「博鰲アジアフォーラム」年次総会の際に会談する予定。
(共同通信)