消費者物価2・0%上昇 2月、増税影響除き横ばい 


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 総務省が27日発表した2月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比2・0%上昇の102・5となり、21カ月連続で上昇した。原油価格下落の影響で、伸び率は1月の2・2%から0・2ポイント縮んだ。
 伸び率の縮小は7カ月連続。日銀の試算による消費税増税の押し上げ効果の2・0%を除いた上昇幅は昨年4月の増税後初めて横ばいにとどまった。政府、日銀はデフレ脱却を目指しているが、物価上昇の勢いの弱さが鮮明となった。
(共同通信)