2月の有効求人倍率0・78倍 失業率は6・1%


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 沖縄労働局が27日発表した2月の県内有効求人倍率(季節調整値)は0・78倍で、前月比0・02ポイント上昇した。2014年12月の過去最高値と同水準だった。県統計課が同日発表した2月の完全失業率(原数値)は6・1%で前年同月比1・4ポイント上昇した。

 新規求人数は前月比10・2%(884人)増の9542人で、3カ月連続増加した。産業別では、サービス業33・6%増、卸売り・小売業25・7%増、医療・福祉20・0%増などが大きく増えた。新規求人倍率(季調値)は前月比0・06ポイント低下の1・15倍だった。
 完全失業者数は前年同月比1万人増の4万2千人。求職理由は「定年または雇用契約の満了」とが3千人増の6千人、「自己都合」が3千人増の1万8千人だった。就業者数は前年同月比1千人減の64万8千人で8カ月連続で減った。
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