JX、メガソーラー稼働 県内最大、12メガワット


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23日に稼働した県内最大級の太陽光発電設備=27日、うるま市与那城の沖縄石油基地

 【うるま】石油元売り大手のJX日鉱日石エネルギー(東京、杉森務社長)は27日、うるま市与那城の沖縄石油基地(松田忠雄社長)敷地内に建設した発電出力約12メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)の竣工式を行った。23日から送電を開始している。

 年間発電量は1460万キロワットで、一般家庭4千世帯分の消費電力を賄える。県内最大の太陽光発電設備で、同社が全国で手掛ける施設の中でも最大規模。
 27日の竣工式で島袋俊夫うるま市長は、市が行う海中道路のライトアップ事業で風力発電を行うことや、EVカーの製造などと併せて「自然豊かな島しょ地域をエコランドとして発信するのに最適だ」と歓迎した。