1期生15人が卒業 浦添市運営外国語学校


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第1期生15人に卒業証書が手渡された浦添市スーパー・コミュニケーショナルスクール卒業式=23日、浦添市役所講堂

 【浦添】浦添市が運営する2年制の外国語学校「浦添市スーパー・コミュニケーショナルスクール」(学長・松本哲治市長)の第1回卒業式が23日、市役所講堂で開かれた。

2013年に入学した第1期生15人(男性1人、女性14人)が卒業を迎え、外国人観光客への対応など国際交流を支える人材として新たなスタートラインに立った。
 スクールは、英語と中国語を集中的に習得し国際観光に対応する人材を育成する目的で、一括交付金を使って運営している。1期生は週5日の語学と郷土学の授業のほか、中国泉州市での友好締結25周年式典参加やハワイオアフ島への海外研修を体験した。
 卒業証書を手渡した松本市長は「入学時は私も市長1年生だっただけに思い入れがある。この2年間で学んだことを胸に、夢に向かって頑張ってほしい」と1期生たちを激励した。
 浦添市は現在、第3期生を募集している。18~40歳の浦添市民が対象で、期間は2年。海外研修費年額20万円を除き、学費は市が負担する。授業は月~金の午前。申し込み願書は4月15日必着。問い合わせは同スクール事務局(電話)098(876)1234(内線6013)。