ペットボトルの「泡盛カクテル」 夏にも製品化


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琉球アジアンのペットボトル飲料製造ライン

 飲料水の製造販売などを手掛ける琉球アジアン(うるま市、藤本栄一郎社長)は、ペットボトル容器入りの泡盛をベースとしたカクテル飲料の製造に取り組んでいる。今夏までに製品化し、女性や若年層を対象に、泡盛の普及につなげていく考えだ。

 琉球アジアンは泡盛カクテルの製造に向けて、1月にリキュール製造免許を取得。同社によると、酒造メーカー以外のリキュール製造免許の取得は県内初だという。販売を予定している泡盛カクテルは、350ミリリットルのペットボトル容器で、アルコール度数は5%以下とする。価格は200円前後を予定している。ラベルを見ただけで沖縄のイメージが湧くように「OKINAWA カクテル」と名付けた。
 第1弾として、泡盛をベースにパイナップルジュースとココナツミルクなどを使用した「チチ」や、黒糖やコーヒーエキスを使用した「カルーアミルク」などを発売する予定だ。カクテルのレシピやテイスティングなどの監修には泡盛マイスター協会(新垣勝信会長)が全面協力する。