ミニパトで火災発煙相次ぐ スズキ12万台リコール


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 スズキは31日、エンジンキー付近から出火する恐れがあるとして、「ソリオ」など乗用車3車種、計12万5755台(1999年5月~2010年8月生産)のリコールを国土交通省に届けた。全国のミニパトカー2103台が含まれ、火災も起きていた。

 国交省によると、キーをひねると作動するスイッチの内部に不適切な潤滑剤が使われるなどの不具合のため、電気が流れ続けて発熱し出火の恐れがある。
 埼玉県所沢市で14年12月、埼玉県警のパトカーから出火したほか、7道県でパトカーの発煙が17件発生。パトカー以外でも発煙が12件起きていた。けが人はなかった。
(共同通信)