世界の風力、20年に倍増 中国けん引、6億キロワット超に


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 【ワシントン共同】世界の風力発電の発電能力は、2020年の時点で現在の約2倍の6億6610万キロワットに増加するとの予測を、業界団体でつくる世界風力エネルギー協会(GWEC、本部ブリュッセル)が1日発表した。

 再生可能エネルギー分野で急成長を続ける中国はすでに世界の風力発電能力の約3割を占めているが、今後も市場をけん引して19年末には2億キロワットに達し、ほぼ同率を維持するとみている。
 今年末には地球温暖化対策の新枠組み合意が期待されるパリ会議が開かれる。GWECのソイヤー事務局長は「各国政府は野心的な温室効果ガスの削減目標を示してほしい」としている。
(共同通信)