アリーナ「近く決定」 キングス本拠地


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 琉球ゴールデンキングスの木村達郎社長は6日、国内男子バスケットボールリーグを統一した新リーグの参加要件になっているホームアリーナについて、「よりよい条件の市町村を近日中に正式決定する」と述べた。

早ければ月内にも発表するという。那覇市内で行われたオフィシャルパートナーの集いで表明した。
 一方、沖縄市の桑江朝千夫市長は1万人を収容できる規模のアリーナ建設を進めていることを明らかにし、「キングスに来てほしい」と誘致に意欲を示した。アリーナの建設に向けて2014年度に基本構想が完成。本年度は基本計画などの策定を進め、次年度以降の着工を目指している。桑江市長は「キングスを中心としたスポーツエンターテインメントができれば。(誘致に)自信がある」と強調した。
 木村代表は沖縄市のアリーナ計画について、「ありがたい話で(桑江市長の)熱意を感じた」と好意的に受け止めた。候補地について複数の自治体があることに触れて、「近日中に話を進めて結論を出したい」と語った。
 バスケットボール男子のTKbjリーグとナショナルリーグ(NBL)を統一した新リーグは、来年10月のスタートを目指している。新リーグの1部は5千人、2部は3千人を収容できるホームアリーナを有していることなどが参加要件になっている。キングスは新リーグへの参加を申請している。