高浜2号の40年超え認可 原子炉停止前提で規制委


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 原子力規制委員会は8日の定例会合で、11月に運転開始40年となる関西電力高浜原発2号機(福井県)について、原子炉停止を前提とした今後10年間の保守管理方針を認可することを決めた。

 昨年11月に40年を超えた高浜1号機も同じ認可を得ている。40年を超えて原発を運転するには、別途、老朽化対策に特化した審査と、原発の新規制基準に基づく審査の双方に合格する必要がある。高浜1、2号機は来年7月7日までに両審査に合格しないと廃炉が決定的となる。
 関電は高浜1、2号機について、新基準に基づく審査を3月に申請。老朽化対策の審査は近く申請する方針。
(共同通信)