街角景気、判断を上方修正 2カ月連続、賃上げ期待で


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 内閣府が8日発表した3月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数が前月比2・1ポイント上昇の52・2となり、4カ月連続で改善した。賃上げへの期待や、好調な訪日外国人の消費が影響した。内閣府は基調判断を2カ月連続で上方修正し、前月の表現から「一部に弱さが残るものの」を削除して「緩やかな回復基調が続いている」とした。

 全国11地域のうち、横ばいだった四国を除く10地域で指数が改善し、特に九州(4・3ポイント上昇)や北陸(3・8ポイント上昇)で上昇幅が大きかった。
(共同通信)