三井住友海上火災、女性中心に「琉球支社」


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
女性中心の「琉球支社」を新設した三井住友海上火災沖縄支店の久後敦史さん、嘉数理子さん、古畑善太郎さん(左から)=9日、那覇市の琉球新報社

 三井住友海上火災保険沖縄支店(飯沼武支店長)は1日付で、支店内にある「沖縄支社」を二つに分割し、県内採用の女性社員を中心にした営業部署「琉球支社」を新設した。

女性ならではの視点で地元密着型の営業展開を図る。女性中心の部署設置は全国500支社の中でも初の試みになるという。
 部署分割によって「沖縄支社」は社員18人、「琉球支社」は社員11人の態勢となる。琉球支社は久後敦史支社長と顧問以外の9人が女性社員。代理店への商品販売指導といった営業活動を担い、久後支社長は「女性特有のきめ細かなコミュニケーション力を発揮できると思う。女性が生き生きとやりがいを持って働ける職場にする」と話した。
 入社3年目で琉球支社1期生となった嘉数理子さんは「これまでは男性が営業に出ていくイメージが強かったが、新年度から営業を担当して、話し掛けやすいと感じてもらえているように思う。女性中心の支社が全国にでき、女性の活躍が広がるといい」と話した。