新制服、表情きりり 名護高、新設フロンティア科に80人


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一新した制服に包まれ、りんとした表情で新生活に挑む新入生=7日、名護高校

 【名護】フロンティア科の新設など、新たな学校改革を進めた名護高校(玉城哲也校長)の入学式が7日、同校体育館で開かれた。本年度から一新したグレーのストライプ模様のブレザーに身を包んだ新入生320人が入学し、高校生活をスタートさせた。

 同校は本年度から、大学進学をメーンにしたフロンティア科を新設。2クラスに80人が入学した。1年目は共通履修科目を学習し、2年目から国際科と理数科に分かれて各自の進路目標に合わせた学習を徹底させる。
 フロンティア科に入学した仲本桃子さん(15)=名護市=は「近くから通えるところに進学を目指せる科ができたのは良かった。通訳士を目指して頑張りたい」と意気込みを見せた。夢は看護師という長山舞香さん(15)=名護市=もフロンティア科に入学。2年次からは理数科を考えている。「フロンティア科で夢をかなえたい」と笑顔を見せた。
 玉城校長は「今がやるべきときでやれるとき。感謝と継続を心にとどめて、夢実現に向けて頑張ってほしい」とエールを送った。