マック、131店舗閉鎖へ 2年連続赤字、380億円 


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 業績が悪化している日本マクドナルドホールディングス(HD)は16日、経営再建のため、2015年中に全国の131店を閉鎖すると発表した。本社の正社員を対象に、約100人の早期退職も実施する。異物混入の発覚など、昨年からことしにかけての食の安全をめぐる問題で来店客が大幅に減少しているためで、リストラを進めることで業績改善を急ぐ。

 同時に、15年12月期連結決算の純損益が380億円の赤字になるとの業績見通しも発表した。赤字は2年連続。赤字幅は14年12月期の218億円から拡大し、01年の上場以来、過去最大となる。
(共同通信)