沖縄路線、搭乗1540万人 供給増え3.7%上回る


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2014年度県内路線実績

 沖縄関係路線を運航する航空5社は16日までに、2014年度(13年4月~14年3月)の搭乗実績を発表した。5社合計の搭乗者数は前年度比3・7%増の1540万5588人。

那覇と結ぶ主要路線の羽田や伊丹線の増便や、石垣路線が好調に推移したことなどが全体を押し上げた。全日本空輸(ANA)は石垣路線の旅客数が単年度で初めて100万人を超えた。
 日本航空(JAL)は5・6%増の318万904人。那覇―伊丹線を増便し、個人客の利用も堅調に伸びた。
 ANAは3・4%増の733万8879人。那覇―羽田線は増便やギャラクシーフライトの就航などで好調に推移したほか、関西方面(伊丹、関空、神戸)も前年を上回った。
 日本トランスオーシャン航空(JTA)は0・7%減の283万7759人だった。他社との競合で那覇―石垣線の減少などが響いた。
 琉球エアーコミューター(RAC)は9・9%増の44万2852人。那覇―久米島線や石垣―与那国線が好調に推移した。
 スカイマークは8・7%増の160万5194人。那覇―札幌線と那覇―米子線の新規就航で全体を押し上げた。