県立高生の国公立大現役合格、最多1349人


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 沖縄の県立高校から国公立大学へ現役で合格した生徒の数が2014年度(15年3月卒)は過去最多の1349人(速報値)になったことが17日、県教育庁のまとめで明らかになった。前年度比137人増。県内外の内訳は県内1014人(前年度比116人増)、県外335人(21人増)。

 県立学校教育課は増加した背景について(1)研究指定校での学力向上の取り組み(2)「進学力グレードアップ推進事業」や教員の指導力向上に関する研修の実施、学校現場のきめ細やかな進路指導などの努力の結果(3)各種留学事業に参加した生徒が、留学経験を通し視野を広げ、明確な進路実現につなげた-などの要因があると分析している。