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宮古島生まれのシンガーソングライター、東風平高根(こちひらたかね)さん(44)が3月7日、北米沖縄県人会山内ビルでライブを行った。県人会でのライブは2度目。琉球メロディーを世界の人々に伝えたいとの願いを込め、世界を巡っている。
東風平さんは東京で予備校通いの中で、琉球メロディーに目覚めた。2000年から三線を取り入れたバンドを結成、東京周辺でライブ活動を行い、最近では海外でも演奏している。作詞作曲も数多く、04年にプロ・メジャーデビューを果たした。
3月7日のライブでは、ぬちどぅたからや想いうた、58号線など多くの曲を演奏した。今回はロサンゼルスへ来る前にヒューストン、ドミニカ共和国で演奏した。
観客は約50人。サンフランシスコ在の総合宗教大学院のロン・仲宗根教授は家族のほか、遠くウィスコンシン州のいとこらと共に観覧に訪れた。仲宗根教授は現在大学で講義をすることはほとんどなく、執筆活動に重点を置いており、余暇を利用して琉球文化に触れるのを楽しみに来たと話していた。
(当銘貞夫通信員)