3月の実質賃金2・6%減 給与総額は微増


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 厚生労働省が1日発表した3月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所)によると、1人当たりの給与を合計した現金給与総額は、前年同月比0・1%増の27万4924円となり、4カ月連続で増えた。ただ物価の影響を加味した実質賃金は2・6%減で1年11カ月連続のマイナスとなった。

 消費税増税などによる物価の上昇に、賃金の伸びが追い付かない傾向が続いた。
 基本給などの所定内給与は0・3%増の23万9790円。残業代などの所定外給与は2・3%マイナスで、2年ぶりの減少となった。
(共同通信)