名桜大の公開・出前講座 地域力アップへ 多彩に130テーマ


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名桜大の公開講座と地域出前講座を紹介する案内冊子

 【名護】名桜大学(名護市、山里勝己学長)が地域貢献の一環として取り組む公開講座と地域出前講座が本年度も始まっている。北部12市町村と連携して取り組んでいる。それぞれ健康、医療、国際文化などをはじめ、地域文化や自然といった地域独自のテーマも多く、山里学長は「多種多様な内容があり、幅広い学びの場となる。

より多くの人に活用してほしい」と述べ、地域力の掘り起こしとなる事業をアピールしている。
 公開講座は救急法講習会や動脈硬化予防、戦後沖縄の短歌、外交文書の世界などさまざまなテーマを学内で学べるほか、ヤンバルクイナ保護の現場視察、市屋部地域の歴史文化探訪、ゆんたくしながら名護市場-など地域を学習の場にし、住民らとの交流も図る。
 来年2月29日予定の環境汚染の調査方法まで計29テーマを行う。1度の開催から一定期間続く講座もある。
 出前講座は国際文化や観光産業、語学、経営、スポーツなどおよそ100講座を用意している。所定の書類に講座日時を第3希望まで記載し申し込む。
 名桜大のホームページ(http://www.meio‐u.ac.jp/)上で、講座内容や日時、受講対象者などについて紹介している。問い合わせは同大エクステンションセンター(電話)0980(51)1555。