【名護】名護市営市場内の「まちなか情報ステーション」に1日から、新たに名護市観光協会のさくらガイドが常駐し、市内の案内や情報発信を行う。同コーナーを運営するやんばる物産の花城保企画部次長は「名護市の情報発信をしながら市の活性化の一端を担えたら」と意気込んだ。
同コーナーはこれまで、パーラーと宝くじ売り場として活用していた。しかし、情報発信の内容が少ないことから、宝くじ販売をやめてさくらガイドを常駐させ、情報発信拠点としての機能を充実させた。
ガイドは午前11時から午後5時まで同コーナーにいて、市内全域の観光地や道案内に答える。ガイドと共に十字路やひんぷんガジュマル付近を巡る「まちなか散策」の受け付け案内も行う。
さくらガイド支援員の東江司さん(53)は「名護に来た人たちへのおもてなしの意味でも、街中の発信の場所となれば」と話した。さくらガイドの羽山竹美さん(58)は「名護は見どころがいっぱいある。たくさんの人に伝えたい」と笑顔で話した。