ゴーヤー食べて健康に 糸満・光洋小で出前授業


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糸満市で収穫したゴーヤーを宮城琉斗君(右)と井上穂乃佳さん(中央)に贈呈するJAおきなわ糸満支店の安谷屋行正支店長=7日、糸満市の光洋小学校

 【糸満】糸満市の光洋小学校(玉城義一校長)で7日、8日の「ゴーヤーの日」に合わせた出前授業とゴーヤー贈呈式が開催された。

出前授業には4年生の児童76人が参加し、ゴーヤーの歴史や品種について学んだ。同市で収穫したゴーヤーで作ったジュースやかき揚げも振る舞われ、児童たちは地元の特産品であるゴーヤーの味を楽しんだ。
 糸満市やJAおきなわ糸満支店、農家などでつくる糸満市農業戦略産地連絡協議会の主催で、消費拡大が目的。2014年度の同市の総出荷量は553トンだった。
 JAおきなわ南部地区営農振興センターの立石豊さんが出前授業を行った。児童から「ゴーヤーはいつ収穫すると、おいしいですか」と質問を受け、「20~30センチぐらいに成長したら食べ頃。色は緑のものがおいしい。健康にもいいので、たくさん食べてね」とPRした。
 ゴーヤージュースを試飲した島袋竜太朗君(9)は「ゴーヤーの苦さがほとんどない。甘くておいしいので、毎日飲める」と笑顔で話した。
 贈呈式では、同支店の安谷屋行正支店長が糸満市給食センターの大城正企所長と児童に、市内で収穫されたゴーヤー計310キロを贈った。8日に、市内小学校の給食にゴーヤーチップスとして提供する。