琉球新報社 トヨタ自動車とマツダが、環境対応車の開発などで提携を拡大する方向で調整していることが９日、分かった。トヨタが燃料電池車や家庭で充電できるプラグインハイブリッド車に関する技術を、マツダが独自の低燃費技術「スカイアクティブ」などをそれぞれ相互に提供する方向で検討する。部品調達や車両の開発面でも協力を考える。
各社がしのぎをけずる環境技術の開発には巨額の資金が必要で、互いに強みを生かして競争力を強化する。両社の提携拡大は、「日の丸連合」でライバルの欧米勢に対抗し、激化するグローバル競争を勝ち抜く狙いもありそうだ。
（共同通信）
