日本郵便主催の第12回全日本年賀状大賞コンクールと第47回手紙作文コンクールの入賞作品470点中54点が、那覇市壺川の那覇中央郵便局で8日から展示されている。
54作品のうち、二つのコンクールに初応募し、二つとも入賞したうるま市立南原小2年生の友寄隆雅君(7)の作品も展示されている。
母親のさやかさん(39)が友寄君の作品を見て「発想が面白い隆雅の表現を残したい」との思いからコンクールに応募した。
友寄君の作品は第12回全日本年賀状大賞コンクールのことば部門で激励賞を受賞した。3月まで担任だった和宇慶由美子教諭(50)に宛てたカラフルな年賀状で、ユーモア溢れる文体で冬休みに先生に会えない気持ちなどを記している。第47回手紙作文コンクールの作品ははがき作文部門で銅賞となった。暑中見舞いとして、サメを描いた。
受賞したことについて友寄君は「とってもうれしい。手紙は先生が読んで喜んでくれたらいいなという気持ちで書いた」と話し、和宇慶教諭に南原小で受賞を報告した。
和宇慶教諭は「隆雅君は繊細で感受性が豊かな子。入賞に私もうれしい」と笑顔で話した。
那覇中央郵便局の展示会は22日まで、午前9時から午後7時まで見ることができる。