損保ジャパン、保険料引き下げ 11年半ぶり、平均0・2%


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 損保ジャパン日本興亜が自動車保険料を10月から平均0・2%引き下げることが11日、分かった。引き下げは約11年半ぶりになる。これまで引き上げを繰り返してきた効果で、収支が改善したため。割安なインターネット系の損害保険会社との競争も激化しており、利益を還元して顧客離れを防ぐ狙いもある。

 損保ジャパン日本興亜では、前身の損保ジャパンが2004年1月に平均1・0%下げた。08年に引き上げに転じ、14年までに5回にわたり約1~3%ずつ保険料率を上げた。
 東京海上日動火災保険や三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険は据え置く方向。
(共同通信)