法科大学院受験者数が1万人割れ 競争倍率も2倍切る


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 今春、学生を募集した法科大学院54校の受験者は延べ9351人で、初めて1万人を下回ったことが11日、文部科学省の集計で分かった。受験者数を合格者数で割った競争倍率も、昨年度から0.13ポイント減の1.87倍で初めて2倍を切った。

 法科大学院が開校した2004年度入試では受験者が4万人を超えていた。学生の法科大学院離れに歯止めがかかっていない状況が浮き彫りになったことで、今後も募集停止や定員の見直しが続きそうだ。
 入学定員は、募集停止や削減で、昨年度から640人減の3169人。
(共同通信)