農業被害3億円超 台風6号


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 県は12日、台風6号による農林水産業の被害総額(第1報)が3億1365万円を超えるとの見込みを発表した。

宮古地区の被害が最も大きく、サトウキビを中心に2億6966万円を占めている。八重山地区はキビやパイナップル、水稲などで2119万円、南部地区はピーマンやゴーヤーなどの野菜で2280万円の被害が確認された。(26、27面に関連)
 畜産関係と農地・農業用施設、漁港施設の被害状況は調査中のため含まれておらず、被害総額は増える可能性がある。作目ごとの内訳は、サトウキビが2億3733万円、野菜が6182万円、果樹が296万円などとなっている。宮古地区の池間漁協では高潮による養殖モズクの流出で840万円の被害があった。