【アルゼンチン】敬老会 華やかに 県人連婦人部


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在亜沖縄県人連合会婦人部の敬老会で婦人部が披露したカラオケ=4月25日、在亜沖縄県人連合会会館

 在亜沖縄県人連合会婦人部の第60回敬老会が4月25日、同連合会の会館で約500人が参加して行われた。屋宜宣順会長の祝辞の後、婦人部長の中山慶子さんが「次の世代に継承することの大切さを伝えた先輩に感謝を送りたい」と謝意を表した。

 元会長の新里孝徳さんも「近年、1世から2世へと世代交代が行われている。1世と2世が協力して婦人部の行事に取り組むことで沖縄のいろいろな文化や習慣が根付く」と語った。
 長年の功労が認められ現地の製菓会社の高知チョコレートが表彰された。
 ステージは野村流古典音楽協会、筝曲興陽会両亜国支部員による嘉例の演奏で始まった。続いて婦人部による「かぎやで風」や山本美佐子舞踊研究所の子どもたち「円の会」の「谷茶前節」が披露された。玉城流仲宗根富士子琉舞研究所の「上い口説」、宮城流和美の会内間キヨ子琉舞研究所の「鷲の鳥」「加那ヨー天川」、玉城流大庭キク琉舞道場の「稲まづん節」、盛小根美花グループのカラオケ、琉球サプカイ三線グループの演奏があった。最後は大きなケーキと恒例のカチャーシーで締めくくった。
(大城リカルド通信員)