緑の恵み、950人感謝 名護で植樹祭


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苗木を植える参加者たち=23日、名護市のなごアグリパーク

 【名護】「未来へつなごう 緑豊かな あけみおのまち・名護」をテーマに、第66回県植樹祭(主催・県、県緑化推進委員会、名護市)が23日、名護市のなごアグリパークで開かれた。市民や小中校生ら約950人が参加し、ケラマツツジやヤブツバキ、イジュなど計1500本を植樹した。

 植樹祭に合わせて開催地域の学校で苗木を育てる取り組み「スクールステイ」が初めて行われ、市内の小学校6校と名護商工高校の児童生徒が育てた計530本の苗木が植えられた。
 稲嶺進名護市長は「やんばるの豊かな自然を100年先の未来に引き継ごう」とあいさつした。
 屋部小6年の田中由依さんと山内龍亜君が「豊かな緑や花々がもたらす恵みに感謝し、緑を大切に守り育てる」との大会決議を読み上げ、拍手で採択された。