新会長に當山氏 県商工会連合会新役員


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
當山 憲一氏

 県商工会連合会は25日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで第42回通常総会を開き、2014年度決算などを承認した。任期満了に伴う役員改選で照屋義実氏に代わり、恩納村商工会長の當山憲一氏(71)が就任した。

 副会長には福里清孝宜野湾市商工会長(70)と、当銘優豊見城市商工会長(65)を新たに選出した。我喜屋隆石垣市商工会長は再任となった。役員任期は3年。
 當山新会長は2万人を達成した会員数を維持していきたい、とし「総力を挙げて中小企業など小規模事業者の持続的発展に向けて、各商工会との連携を密にしていきたい。これからの商工会は一つではなく、連合会が一体となって、職員・会員のスキルアップのできる体制を整え、経済発展に力を入れていきたい」と抱負を述べた。
 14年度事業では、消費税転嫁対策窓口の設置や小規模事業者持続化補助金制度など新たな施策の展開や、地域の特産品の販路拡大を目指すマッチング商談会などの開催で、地域振興に貢献していることなどが報告された。
 このほか、県知事表彰小規模事業者経営改善功労や優良商工会などを表彰した。