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プロバスケットボールTKbjリーグの琉球ゴールデンキングスの伊佐勉ヘッドコーチ(HC)や金城茂之主将らが26日、2014―15シーズンの報告のため那覇市天久の琉球新報社を訪れた。
昨シーズン優勝を飾ったキングスは42勝10敗で西地区2位の成績を収めた。プレーオフのファーストラウンドでは苦しみながらも大分に勝利したが、地区準決勝で浜松に惜敗した。
金城主将は「結果が出せずに残念だった。土壇場でチームとしてまとまる力は浜松の方が上だった」と振り返る。来季に向けて「ハングリーさを失わずにチームのために、できることをやりたい」と決意を新たにした。
◆伊佐HC一問一答/個々の技術強化図る
キングスを率いて今季を戦い抜いた伊佐HCから来季に向けた決意などを聞いた。
―今季を振り返って。
「全てのチームが(昨季)優勝したキングスに向かってきて、それをはねのけるパワーが足りずに受け身になってしまった。(プレーオフの)浜松戦でも勝てるチャンスがあったが、詰めの段階で浜松がチームとして上だった」
―今季の反省と収穫は。
「レギュラーシーズンはキングスらしくチームで戦えて結果は悪くなかった。しかし最後にチームで戦うことが徹底できず、チームプレーの大切さを再認識した」
―来季に向けて。
「新リーグも見据えてオフェンスやディフェンスで個々の力を強化しながら、チーム力で戦っていく。bjリーグの最後に勝って終わりたい」
―来年には新リーグも始まる。
「レベルも体格差も変わる新リーグで戦えることが楽しみだ。どれだけキングスが通用するか、チャレンジすることにもやりがいを感じるし、成長できることが楽しみだ」