家庭学習を習慣に 「まなびあい」奥小で意見交換


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家庭学習を習慣化させる方法について話し会う保護者や教諭ら=21日、国頭村立奥小学校

 【国頭】児童生徒の学習方法や環境を互いに学び合う、県教育庁生涯学習振興課によるワークショップ、夢実現「親のまなびあい」プログラムが21日、国頭村立奥小学校で開かれた。

 同プログラムは同課が2014~18年の間に取り組む事業で、同日から県内各地で実施していくという。
 同プログラムには数種類のメニューがあるが、同校は昨年実施したアンケートで、保護者が子どもの家庭学習を見る割合が少なかったため、家庭学習の習慣化について保護者や教諭が意見を交わした。
 子どもが勉強している間は親がそばにいることや部活に行く前に宿題を終わらせる、勉強するよう口うるさく言わないなどの親側の取り組みと、それを受けた子どもの反応などが報告された。
 県教育長生涯学習課は、同プログラムを幼児期から小中高生向けに提供しているほか、同プログラムを指導する家庭学習支援リーダーの養成にも取り組んでいる。
 同課は「学校に限らず、団体や保護者の勉強会など、さまざまな機会で活用してほしい」と呼び掛けた。問い合わせは同課(電話)098(866)2746。