一期米は「1等級」 石垣で検査 あすから販売


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石垣島で収穫された一期米の品質を検査するJA職員=25日、石垣市平得

 【石垣】日本一出荷が早い石垣島の2015年産一期米の初検査が25日、石垣市平得のJAおきなわ八重山支店ライスセンターで始まった。

 この日は稲作農家の大浜博彦さん(80)が20日に収穫した「ひとめぼれ」990キロが品質検査を受け、1等級が付けられた。同支店は29日から市内のファーマーズマーケット「ゆらてぃく市場」で新米を発売する。
 検査では玄米が詰められた33袋から検査員のJA職員が無差別に粒を抜き取り、形質や粒の状態、着色などを調べ、農産物検査法に基づき「1等米」と認定した。
 検査員の山根聡営農指導員は「台風の影響が心配されたが、思ったより充実している。例年通りおいしい米ができている。多くの人が買い求めてほしい」と話した。