第一生命が日生を抜き首位に 戦後初、保険料収入で3月期


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 日本生命保険が28日発表した2015年3月期決算は、売上高に当たる保険料等収入が前期比10・6%増の5兆3371億円となり、第一生命保険の5兆4327億円を下回った。第一が保険料等収入で日生を抜き、業界首位になったのは戦後初めて。

 第一は、銀行窓口での保険販売が好調だった。円安を背景に海外子会社の収入が円ベースで拡大したことも追い風となった。本業のもうけを示す基礎利益では日生が首位を守った。
 28日は主要生命保険の15年3月期決算が出そろった。株高や円安などの恩恵を受けて資産運用が好調だったことから、国内9社のうち6社が増収だった。
(共同通信)